2014年2月10日(月) ; 曇り<>晴れ

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 先週に引き続き、きょうも月曜丑三つ時に異変が。
 首上右のどこか「ヒリヒリ」する。フットライト薄明かりと手鏡で見ると、流動食チューブ固定用絆創膏の一部が剥がれた時に肌皮膚の一部を一緒に剥がしたようだ。四角い赤い皮膚エリアが出現してる。
 実は先日、近い場所でかゆみを掻いたら血が滲み、市販品のキズテープを貼った。数日後それを剥がした時、肌皮膚を共にテープ半分ほどの面積剥がしてヒリヒリ大痛手こうむったばかり。弱りつつある皮膚にテープ/絆創膏は禁物だ。剥がす時に大惨事になる。
 と、きょうのヒリヒリ惨事箇所そばに大きな絆創膏貼って在るのを見て、茫然。いつの間にこんな所に、今は何の役にも立ってない雰囲気だし。
” こりゃ、半端じゃない。どうすりゃ良いの ”
 ナースコールする前にと、声出ないからメモに状況まとめてると、巡回の看護師がたまたま病室へ。暗闇でヒソヒソと相談する。看護師は
「これはもう一刻も早く剥がすしかありません。水で浸しながら剥がします」
 と早速準備してくれる。おお、ラッキーなことに、全く肌皮膚を一緒にすることなく大面積絆創膏が取れる。きょうも頼りになる看護師さんに助けられた。有り難い。

 朝食時の流動/点滴開始時に、栄養点滴分の見直しを医師に相談中と伝えられる。
 午前中に処置室に呼ばれ、口腔内の炎症症状診察、癌部位観察など行う。今朝の採血検査結果も伝えられる。イエロー信号レベルの低空飛行ながら何とか墜落は免れている状況。
 処置室から出たところで、何やら見覚えのある人が、私に面会しようと事務の人と話している。日本無線のS様は通院患者で、きょうの放射線治療終え様子見に病棟まで足を運んでくれたところ。一緒に病室に戻ると看護師が待ち構えていて、
「放射線治療室から呼ばれました」
 医療最優先で、一緒に放射線治療室へ向かいながら話することに。そこは彼が今しがた後にしてきたばかりの場所で、治療室直前のエレベーター乗場で別れる。彼はこれから出社しお仕事へ。

 昼食時間帯の出来事。トレイに「流動食です」と、なんか持ってくる。
” えっ、何ですかこれ!? 何も聞いてませんが ”
 見ると粥の極みのような物がボウルに入っている。
 運んで来てくれた看護師(見習い?)は、確認する際に、ベッドにボウル蓋から液体をしたたらせた後、「聞いてきます」と言って行ったきり。何の連絡もなし、ベッドは汚れたまま。どうなってるの、一体。
 昼過ぎ巡回の看護師に聞くと、食事担当部門の手違いだと聞く。ならそうと、トレイで運んできた看護師(見習い?)さん報告してよ。汚れたベッドそのまんまにして、気付いてないのかな。幸い? 超粥の液だれだから、シーツにちょい糊を効かせたようなもんか。と思ったが、乾き切らないし一応看護師さんに一部汚れた話だけしておく。と、シーツ交換の作業にまで発展。まあ、大病院だし、シーツ交換まで数日あるしそうなるか。

 午後の栄養点滴から輸液が変更される。専門的なことは解らないが、前のより「マイルド(ソフト)」らしい。

 夕方、診療科長(ドン)の回診ある。
「抗がん剤点滴予定通りできていませんが、体調崩すと放射線治療の方も中止せざるを得なくなる。体調確認しながら進めて行きますから。お気持ちは十分理解できます」と。
 その後夕食時間帯に、主治医が来病室。
「状況悪化なければ、水曜日に抗がん剤点滴70%ほどに減量して行う予定です」と。血液検査で急性の炎症度合い示すCRP数値が峠を越えたようだとの診断も示された。時系列データ見ると、ピークは2月4日16.5、7日9.6、きょう10日3.2。2.0以下になれば通常食復帰も何とかか。

by nakatsukasadiary | 2014-02-10 18:36
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