2014年3月3日(月) ; 曇り<>ー>晴れ

 最低気温(℃) 3.0 04:46、最高気温(℃) 6.9 11:00
 きょうも朝は暗い曇り空。
 午前11時過ぎ辺りから雲間に空色チラチラ、久しぶりの青い空。

 もう何も特別な治療はない毎日。
 病棟病室内生活流れは、朝9時過ぎ各部屋ゴミ箱袋の取り替えで始まる。
 きょうはその後、先週末お願いした「あんず食申し込み用紙」を栄養部の方が持って来て下さる。前回申し込みのコピーも付けてくれてる。これは好感なサービス、文句なし。いつも冗長な対応で、頼りにしていいのかどうか?だったが。
 午前10時前に、若い医師が来室。患者症状確認のワークのようだ。
 この彼、入院当時から何故かなついて来るふう。状態良ければジャニーズ系の端正お茶目なルックス(ドリトルの花菱系)。仕事/勉強熱心なのだろうか、処置室では顔/鼻/口を思い切り覗き込んでくる。病棟通路で顔会わせても、少し立ち話になる。教授回診の時には、隣部屋のこちらに顔覗かせ「教授回診です」と前説明入れてくれたり。
「喉の具合はどうですか」に、ワーク役立ちにもと最新情報を。
” 喉も回復の感じあるので、明日、あんず食の申し込みをと思ってます ”
「きょう教授会ありますから、主治医に伝えて判断聞いておきます」

 流動食の利点は、開始時間を指定できる/食前後の薬服用も流入管理してもらえること。朝はもう、起きて一番の看護師巡回の時に薬流入後流動食事開始する。昼は午前11時開始にしてもらってる。夜は午後5時開始希望してるが看護師も多忙か、いつも少し遅れがち。
 明日か明後日には経口食への移行にトライする。こうなると、皆さんと同じ時間帯のお食事に戻る。

 午後は何故か、一番くつろぎたい(お昼寝など)時間に部屋掃除にやってくる。カーテン開け放っての床ゴミ拭き取りとワックス清掃。10分くらいなので部屋を出て病棟内ぶらつく。眠くてしようがない時はもう、ベッドに寝込んだままお任せ。寝姿見せて恥じらう者でもない。
 きょうは正午過ぎには昼流動食終え、眠気強いので寝込んでいる内に部屋掃除に来られた。まあ構わない。
 午後1時過ぎてから昼の看護師巡回。その前に「あんず食申し込み」の案を作成してたので、看護師さんにお渡ししておく。その後看護師さんから「栄養部から確認に来ます」の連絡とともに案用紙も手元に戻る。
 午後3時半ころ、栄養部から担当の人来室。前回申し込み時と同じ人。
「明日からですか?」
” えっ、明日申し込み、明後日からのつもりなんですが…”
「そうなんですか、でも先生は明日からお認めのようですよ」
” うーん、そうですか。まあやってみますか ”
 前回1日だけのあんず食経験(反省)から、納豆/玉子豆腐を外した今回の案を担当の方にチェックしてもらう。
「カロリー少しオーバーかもですね」
” もの足りないくらいですが… 痩せた5kgも戻したいし ”
「様子見てテルミール(高カロリー栄養食)で調整できますしね」
 で申し込み内容決定。申し込み書完成させ持ち帰っていただく。
 で想定内ではあるも、予定外に明日「経口食」復活(挑戦)となる。
 実は明日ゼリー食で慣らしのつもりだった。前倒しで今夜か?

 新参者は午後2時半ころ手術室へ。術後1日はICU滞留とか。
 高熱などで要監視のお隣さんは、とうとう限界で流動食切替えの医師指示が出る。ちょうど私と入れ替わりになりそう。生活不便あるも、食事痛み緩和と栄養確保の点ではお勧めも、本人ここまで頑固拒絶は大丈夫か(肝硬変もおありの様子)。
 クレーム爺、きょうは担当若手医師と治療法論争で喋り続ける。どうやらここにくる前別の病棟での治療とか対応を比較し、問題点(個人的感想だろう)指摘されてうようだ。まだ弱オピオイド系の痛み止めは服用されてないようだから、微妙な段階だろう。中途半端な痛みが、変に望み持たせてるか。

 夕方5時過ぎ、月曜夕方はドン(教授)回診。きょうは若手医師だけ付いている。
「どう、喉の方は?もう大丈夫かね」
” かなり楽にはなってきてます。明日経口食試します ”
「鼻のチューブ取れたら、楽になるね。どんどん良くなってね」
 その後しばらくし,兄来室。流動食事開始前で、台車もなく身軽にデイルームへ。なぜかきょうは混んでいる。窓際のコーナーの椅子に腰掛けご報告対談。
” 口の中痛み微妙な段階だけど明日、経口食挑戦することになってしまいました ”
 いつもの時間ほど対談し、いつものスピリッツを届けていただき、デイルームを出て別れる。

 夜、ゼリー食前倒しのお試し。
 うーん、甘かった。
 ゼリーも甘いのだが、期待がずいぶんと甘かった。まだまだしみるねえ… 苦行レベルだ。涙も鼻水も出てくる。さっそくティッシュに手が伸びる。
 しかしここで、貴重な痛み緩和食材を確認。高カロリー栄養食テルミール。瞬間痛みをかなり和らげられる。牛乳との比較はできないが、少なくともこれがあれば対処できそう。
 明日からの「あんず食」に毎食、前回同様テルミール(125ml)付けるようお願いしてある。カロリー追加分つもりも、これは大きな安心材料に。
 今回のテルミール、前回「あんず食」の残り物の一つ。一週間前の牛乳チャレンジの2、3日前に、残り物で飲用試してた。ほとんどしみないのは分っていたが、しみ痛み緩和にもなるとは心強い。
 
 消灯間もなくの時間に、慌ただしく主治医来室。
「どうですか。経口食にしてみたいとか、明日にも栄養士さんに来てもらいましょう」
” えっ、その件はもう話つきました。明日からあんず食を前回同様レベルということで ”
「あ、そうだったですか。よくチェック出来てませんでした。了解です」
 うーん、主治医の指示でもないとすると、あの若い” なつき医師先生 ”が気合い入れて推進してくれたのか?

by nakatsukasadiary | 2014-03-03 20:59
<< 2014年3月4日(火); 晴れ 2014年3月2日(日) ; ... >>