2014年4月9日(水) ; 晴れ

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 きょうも暖かく20℃超える。

 午後1時前から、TVは「STAP細胞 小保方 晴子」記者会見一色に。
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 どうなんですかねえ、このバカ騒ぎ。これはもうマスコミのマッチポンプ。1月の発表時の大騒ぎからして、マスコミの意図的持ち上げ。今のマスコミは社会のパラサイト。記者会見出席のマスコミ人も、本来あるべき姿を見ていない。話題ネタ探しレベルの質問ばかり。TV番組のコメンテイターたちも的外れの発言ばかり。研究者/科学者の名で評論する人たちはバイアスかかりすぎ。偏見に近い見識?披露するだけ。
 理研ってのは「利権」で動いてるのか? 理事長からしてご立派なノーベル賞学者だが、理研組織は若者にすべて責任押し付け保身している様に見える。硬直した学者スタイルの自己満足より、発見科学チャレンジ優先して欲しいものだ。閉鎖的な村社会で、社会的常識にも欠けてる印象受ける。そもそも、昨年3月に、先日「不正研究者」と報告した小保方氏をユニットリーダーに採用した組織の責任と見識レベルこそが問題だ。
 本来取り上げるべきはSTAP細胞が真実かどうかで、論文の不出来なんてどうでも良い事。もう国際特許の申請も済んでいることだろう。実益ある科学を目指すのは社会にも有益だ。理研もマスコミも、何で若い研究者を活かす方向で動かないのだろう。きょうの会見は、理研調査委員会の結論に関する不服申し立てだから、所詮レベル低い。のにこんな騒動、どこかおかしい。大方の興味はSTAP細胞の真実にあるからだろう。論文権威主義が暴走していて、無用な軋轢生んでいる。
 しかしそもそも何でこんなに早く、論文のミス/小保方研究員の杜撰?さが表沙汰になり大騒ぎになったのだろう。どこか不自然な感じもする。注目度からだけの問題?画像の取り違えは本人が2月18日に気付いたと言ってるが… 世間で指摘される前らしいが、世間で指摘した人は博士論文を閲覧できた人なの? 博士論文ってどれでも誰でも見られるものなの?
 思うに、科学論文ってそんなに神々しいものなのか? そうなら審査(査読)を真に厳正に行なわなければならない。人にミスはつきものだし、まるでもう魔女狩りか赤狩り、盲信崇拝者行動になってる。それを煽るマスコミとコメンテイターたち、何とうつろな世界観なことか。彼らはもうここ長く、(本件に限らず)社会的害毒になっている。
 論文体裁が立派正確無比なことで科学的真実が構築されるわけではない。科学的新発見なら、論文レベル論争より新発見事実の検証に注力すべきだろう。そうなってないのは、凡人たちの欲望・思惑がからんでいるからだろう。
 科学活動とは、想像自由な発想で真実を探求するものではないのか。理研はそのような風土にはないようだ。国費無駄に使ってるのじゃないだろうな?

by nakatsukasadiary | 2014-04-09 21:36
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