2007年8月6日(月) ;晴れ~曇り

 あの朝青龍が「うつ病」寸前だと、医師の診断が報道されている。
 困ったもんだ。これこそ、本人申告ベースの精神的病状だから、何とも言えない展開。朝青龍の嫁さん・子供は、今回モンゴルに帰ったままなので、一人で落ち込み寝込んでいるのだと。まあ、これを人間らしいと言うか、(相撲道の神様的には)未熟と言うか。
 相撲界では、相撲道の鬼になるのが立派らしい。横綱は”神様”を求められるから、普通の人では務まらない。もともと、「条件付きでの横綱承認だった」とか横綱審議会関係者からの声も。ここのところの相撲協会の対応は素早かったとの評価あるが、「本人と親方」だけに責任問う姿勢は正しいのか。何度も問題起こしているのを相撲界が矯正できないままに、今回とうとうある一線を越えてしまったと言う印象。一部の協会首脳部には個人的感情が先走っている人も居るか? 居そう。
 本人も”神様”で居られる器ではもう無いのだろう(精神的限界? )。”神様”ご苦労様でした、で引退してもらうのでも良い; もう十分頑張ったと言える、ひとり横綱で随分と無理してもらったのだから。誰とて、いつまでも”神様”できるわけでもなし、廃業した横綱も居るわけだし(引退と廃業では大きな違いだが)。
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 あくまでも、厳格相撲道を貫くなら、横綱審議会が失格を言い渡せば済むこと。それが情けってものかも。(今の)横綱審議会は小うるさいの印象。仕切るのなら、どんな時でも責任持って仕切ってほしい。メンバーはそれなりの人達なのだろうが……
 大体が、何で日本文化の”神様”を外国人に押しつけ、ごり押ししてんだ? 本人覚悟の上の了承ごとではあるが; 少しは割り引いてやれよ。”神様”もいろいろ。「**道」には違いを包むおおらかさも必要。多様性があってこそ、バランスもとれる。

 きょうには、とうとう「朝青龍」同情論も出てきている。が、
 本人、「横綱」を続けたいのなら、反省して今の地位にふさわしい責任ある行動を示すべきで、寝込んでいる場合ではない。
by nakatsukasadiary | 2007-08-06 21:10
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